マンモグラフィー

では、マンモグラフィーって？という人もいるかもしれませんね。受けたことがある人は、しかめ面で”知ってる”とおっしゃるかもしれません。なぜならば、痛い検査なのです。とは言っても、必要最低限の痛さなのですが、レントゲンを取ることに関して”痛い”というのが結びつかないために、痛かったときにそれが心に残るのではと思っています。

自分で、乳腺をつまんでみてください。痛いですよね？それを挟むわけですから、痛いのです。しかも、乳腺が固まったままレントゲンに映れば、それは意味のないレントゲンになります。乳腺がうまく広がって映って初めて、乳腺の中のしこりが映ってくるんです。”痛い”と言われて、乳腺を伸ばさずに写真を撮ると、それは不親切ということになります。ちょっと痛い検査です。でも、痛くないように撮影するのは却って検査の意味がなくなってしまいます。ちょっと痛いですが、我慢して、よい検査を受けましょう。

また、最近は女性のレントゲン技師さんも増えてきています。検査に抵抗のある人は、そういうのを調べてから病院を受診してもいいかもしれませんね。ちなみに、マンモグラフィーを撮影するのにも基準があり、その試験を通っている人とその人が所属する病院をマンモグラフィ検診精度中央管理委員会というところで公表しています。興味のある人は、検索サイトでＮＰＯ法人マンモグラフィ検診精度管理中央委員会のＨＰをチェックしてみてください。